名作RPG「Wizardry」のIPを活用し、大きな話題を呼んでスタートしたものの、BCG特有の「トークンインフレ」と「新規プレイヤー流入の壁」という構造的課題を乗り越えられず、サービス継続が困難に。
いかなる強力なIPであっても、Web3における経済圏(トークノミクス)が破綻、または停滞してしまえば長期運営は極めて難しいという、BCGの厳しい現実を示す事例となった。
| 稼ぎ依存度 | 非常に高かった。初期セール(INO)で購入した冒険者NFT(AL)の初期投資回収が一部ユーザーの最大の関心事であった。 |
|---|---|
| トークンインフレ | 独自トークン($BC)の価格が下落。ゲーム内のアイテム修理などで消費(バーン)させる仕組みはあったが、売り圧力を吸収しきれなかった。 |
| 外部収益 | 「Wizardry」という非常に強力なIPを擁していたが、既存のWeb2ゲーマー層を取り込むには暗号資産ウォレットなどの障壁が高かった。 |
| 終了トリガー | ZEAL NOVA、ドリコム等の共同パブリッシャー陣による、事業環境の変化を踏まえたサービス継続困難の判断。 |
初回NFTセール(INO)が実施され即完売。総額数億円規模の調達とともに大きな注目を浴びる。
正式リリース。初期はトークン価格も安定し盛り上がりを見せるが、徐々にトークンの売り圧力が強まりエコシステムが傾き始める。
ゲーム内バランスの調整やイベントが打たれるも、新規参入者の壁が高く流動性が低下。事実上の過疎化が進む。
公式よりサービス終了の告知。強力なIPをもってしても持続可能なBCG経済圏を築くことの難しさを象徴する形となった。